こどものための食堂を考えたきっかけ

よく聞かれる質問があります。

「なぜこども食堂という活動をしたいと思ったのですか？」

今回、私が突発的というか、

もともと単純な頭の構造なので、こども食堂の取り組み知った時、

 

「あ、私、これやりたい！！！」

 

ほんま、単純に思ったんですね。

 

 

 

 

 

 

そもそも私には21歳の頃から一つの夢がありました。

夢に向かって行動する夢じゃなく、寝る前にいい夢見たいがために妄想しながら寝る為の夢です。

 

「宝くじ当たって、ローン関係なく家買えたら、一階は店舗にして、近所の子供達に材料費だけで利益求めない鉄板焼屋したいなぁ」

 

 

若くして結婚した私たちは当時相当お金もなかったので、宝くじなんて買いもしないのに（笑）

 

ほんと、寝る前の空想の世界の話です。

 

 

うちの母は、一人で私を育ててくれたんですが、前の記事にも書いた通り、食事にはめっちゃ気を使ってくれてたんです。

スナック菓子なんて我が家にはなかったですし、クッキーやケーキなんかも手作り。

ただ、私は生まれ持っての酒飲みだったんでしょうか（笑）甘いものは昔からあまり好きじゃなかったんですね。よくスルメをビニール袋に入れてもらって遊びに行く、煮干しがオヤツの時もありました。小学校高学年になってコンロを使えるようになると、冷蔵庫開けたら私の大好物な砂ずりが入ってる。それを焼いてオヤツとして食べてました。

 

母が作ってくれた簡単なオヤツ、ニラ焼き。

小麦粉溶いてニラ入れて、時々キムチ入れて焼く。

 

先述した鰹節チャーハンもそう。

 

こういった素朴な味が今でも私を虜にするのです。

 

たまに100円もらうと、迷わずたこ焼き買いに行ってました。

 

その反動か、中学生になって自由なお小遣いをもらうようになると、ほんとむさぼるようにスナック菓子食べた時期もありましたが、今はやっぱりほとんど食べません。

 

 

そして、子供を産み。

育ててる中、私自身の反抗期の当時鬱陶しかったほどの母心がいつしかやっぱり我が娘にも。

 

 

そして、規制してるつもりは無いのですが、我が家にはやっぱりスナック菓子は常備してません。

たまに、旦那と娘と一緒に買い物行った時に、カゴに父子2人でキャッキャ言いながら入れてる時は買いますけど^_^;

 

たまにはお菓子もいいんですけど、子供にはなるべく体に良いものを食べて欲しい、大したもんは出来ないけど、同じ100円払うなら、私の自慢のたこ焼きはもちろん、鉄板でニラと小麦粉焼いたやつでも、それこそニーズがあるならズリの塩焼きとか、そんなん出来たら良いなぁと、寝る前に、「私にはいつか王子様が迎えに来てくれる」並の、ただの寝る前の幸福感を得る為の空想をしてたんですね。

 

 

で、今回「こども食堂」の活動を見て。

 

 

これやりたい！！！こういうのがやりたがってん！

 

 

ちょっと前のうちやったら無理でした。自分の子供にいっぱいいっぱいで。

 

今もいっぱいいっぱいに変わりはありませんが、心境の変化といえば、私も本当に子離れしなければ。

 

今まで伝えたいことは散々言ってきたし、あとは彼女の選択。

 

もっというなら、私、ほんとグータラなんですけど、こういう事も親の背中としてみてくれたらなぁと。。。

 

こう書くと、結局自分本位やん！

と、思われても仕方ありません。

 

突き詰めて言えばほんと、娘の悩みなければこんな事今しようなんて思わなかったかもしれません。

 

だって、今中学三年生！受験生です（笑）

普通でいうと、一番子供の事に精神使う時じゃないでしょうか。

 

去年までの私なら、他の子をかまってる場合じゃ無いという考えやったでしょう。

 

ただ、娘との色々なやりとり、旦那からのアドバイス、それでもう、進学の事は彼女に任せる事にしたんですね。

 

私がこども食堂なるものをしようと思った動機は完璧には純粋ではないかもしれません。

 

ただ、自分にやれる事あると思って、動き出す行動は純粋な気持ちです。

 

ニュース見た時、「ウチにできる事はこれや！」

 

これも純粋な気持ちです。

 

 

 

。。。。。。

 

 

ここまで記事を書いて思い出しました。

 

 

私達が結婚した時は、本当に生活のために必死で。若いゆえに、お金の上手な使い方を知ってなかったです。

 

野菜が高ければ敬遠するし、果物なんか高いし、という気持ちあったのも事実です。

 

（今でもブロッコリー298円したら、どんなに緑がなくても敬遠しますけど^_^;）

 

 

昔オヤツにと食べてた煮干し、実際大人になって買おう思ったらどんだけ高いか！

 

しかも、当時はちゃんと乾物屋で買ってもらってましたから。

 

 

 

お腹満たすだけなら、ジャンクフードの方が安くつく。

 

（偉そうに言ってますが、わが家でも十分ジャンクフード利用させてもらってます）

 

 

 

 

それが、生活安定していくうちに、今では、100円のスナック菓子子供に買うよりも、200円出してでもええから果物食べて欲しいとか。そんなんも、ほんま子育ての中で私が成長させてもらったことなんですね。

 

 

私は決して、昔から、皆さんがされてるようにちゃんと子育てとか出来なかった、そんな負い目もある、むしろ今でも、ズボラばっかりです。

 

 

 

 

 

だからこそ、子育てに困ってる人の気持ちがわかると言ったらおこがましいですけど、共感は出来る。。。。。と、思う。。。

 

 

そんな感じで頼りないですけど、動機は何であれ、

 

「良いと思うことはやったらいい！」

 

 

この気持ちだけは理解いただければありがたいです。