こどもの反抗期
昔、不登校の子どもたちのニュースが流れると、
「ひっぱたいてでも、引きずってでも行かせたらいいのに」と思ってました。どこかで、甘やかしでは無いけど、怒れない人だからちゃうかとかいう気持ちがありました。
ごめんなさい
自分の子どもが中学生になって、つくづく思い知りました。やるもやらないのも決めるのは子ども自身だと。そしてそれは親が怒鳴ろうが、諭そうが、テコでも動かない事を。
例えで、学校に行かない子の事をあげさせてもらいましたが、これは生活に関わる全般に言える事で。
親としては当たり前にやらなあかん、やらせなあかんと思っても、本人がやると思わなければどうにもならないんですよね。例えば、学校に、抱えてでも連れて行って門に放り込む事は物理的には出来ます。でも、ただただ身体を在籍させるだけなんて何の意味も無い。
勉強しなさいと言って、表面上はやっても、本人が「頑張ろう」という気持ちが起こらなければ結局のところやっぱり意味が無いと思うのです。
子どもが中学生になって、分かりやすいほど反抗期に直面し、見守ったらなあかんと頭では分かっててもついつい口やかましく言ってしまい、それでまた親子関係もこじれるし、子どものやる気も奪ってしまう。そして次こそは、任せようと自己反省し、でもやっぱり言ってしまって、また同じ事の繰り返し・・・現在に至る(笑)
ほんと、頭では分かってるんですよ、旦那にも言われます。「ほんま、ほっとけ」って。
私も中一の頃よりはだいぶ目をつぶる事も覚えましたよ。見守っとこうと何度も試してますよ。
でもね・・・
手綱を緩めると、すーっと羽が生えて、宇宙の果てまで飛び立ってしまうんですよ~~(泣)
子育てって本当に難しい。
当たり前や!って思われるかもしれないけど、改めて実感する未熟母でございます。